TP-Link RE815XEレビュー。コンセント直結型 WiFi６E中継機の魅力

どうも、自宅にガジェットが溢れかえっている僕（@nantehida03）です。

今回はTP-Link RE815XEという、Wi-Fi 6Eの中継器をレビューしました。

「RE815XE」は、メカメカしい見た目ですが合計で最大5400Mbpsの超高速接続可能な中継機なので、これは期待できますね。

TP-Link WiFi６E中継機 RE815XEレビュー

それでは、今回のTP-Link WiFi６E中継機 RE815XEをレビューしていきます。

メーカーから商品提供頂きましたが、内容は自由に書いております。

 RE815XEのこのメカメカしい見た目が好きな人もいるでしょう。なんと、この４本のアンテナは可動式です。

それぞれ上下のアンテナが可動して変形（くるっと回転）します。

コンセント直結型なのでスマートに使える点はメリットなのですが、上下のアンテナを伸ばすと結構サイズ感が大きくなってしまうんですよね。

ちょっと邪魔というか、目立つというか…。そのあたりは後述します。

WiFi６E中継機 RE815XEのスペック

TP-Link RE815XEの特徴（スペック）はこちらです。

RE815XE詳細

大きな特徴はコンセント直結型のコンパクトサイズながら、トライバンドで最大通信速度2402Mbps+2402Mbps+574Mbpsの通信が可能で、1バンドを中継専用に回せるので安定した通信速度を提供できるという点です。

少々値段はしますが、トライバンドなので３つの帯域の１つを中継専用に回せるのはメリットが大きいです。

ただ、RE815Xのパフォーマンスを最大限に発揮するには、Wi-Fi６E対応のルーターやクライアントが必要となるので、Wi-Fi６E対応のデバイスが少ない現状としては、RE815Xがパフォーマンスを最大限に発揮するのはもう少し先になると思われます。

もちろん、Wi-Fi６EでなくWi-Fi６規格やそれ以前のWi-Fiの規格でも問題なく使える（あらゆる無線ルーターに対応）

付属品、同梱物

TP-Link RE815XEの付属品はこちらです。

RE815XEはコンセント直結型なのでLANケーブルなどは付属していません。

このあたりは付属品もシンプルで良いですね。

外観、サイズ

外観

「WiFi６E中継機 RE815XE」の外観はこちらです。

アンテナは可動式で、上下最大まで伸ばすとこんな感じになります。

アンテナを最大まで伸ばすと他のコンセントの邪魔になりそうですが、かといって垂直方向に伸ばすと、今度は別の何かに引っかかりそうです。

RE815XEを人が通らない場所に設置するならありだと思いますが、廊下や階段など人が通る場所にこの形だと足がアンテナに引っかかりそうですよね。

前面のLEDはこの通りで、トライバンドなので６GHzのLEDランプもあります。

サイズ感

サイズ感はこちらです。

５００mlのペットボトルの横に並べてみましたが、上下のアンテナを最大まで伸ばすとこのくらいのサイズ感となります。

サイズ感（高さ）は約５００mlペットボトル２個分という感じ。

WiFi６E中継機 RE815XEの良かった点、いまいちだった点

TP-Link RE815XEの良かった点、いまいちだった点はこちらです。

よかった点	いまいちだった点
コンセント直結型のコンパクトサイズ 1バンドを中継専用に回せるので安定した通信速度を提供できる 最大通信速度2402Mbps+2402Mbps+574Mbpsの通信が可能	アンテナが邪魔

スペック自体はハイスペックで満足していますが、あとは見た目というかアンテナの位置や長さが気になりました。

コンセント直結型のコンパクトサイズなのは良いのですが、やはりそこそこサイズがあります。そして、後述してますが、コンセントの種類によっては、上下のコンセントの邪魔になる可能性もあります。

良かった点の詳細

良かった点の詳細はこちらです。

コンセント直結型のコンパクトサイズ

コンセント直結型なのでスマートに扱えます。ただ、後述してますが、その分もう一つのコンセントを使う際に電源アダプタのサイズによっては影響（干渉します）があります。

もし、どうしてももう片方のコンセントも使いたい場合は、電源タップなどを使いコンセントのスペースに余裕がある状態にしてから利用するのも一つの手だと考えます。

アンテナの向きによってはパフォーマンスを最大限に発揮できない可能性もあるため、個人的にはコンセントに刺して使う使い方がおすすめ。

1バンドを中継専用に回せるので安定した通信速度を提供できる

RE815Xは、スペック自体も申し分なく、しっかりとWi-Fiエリアを拡張してくれますし、ネットワーク速度も十分です。

ただ、前述してますがRE815Xのパフォーマンスを最大限に発揮するには、Wi-Fi６E対応のルーターやクライアントが必要となるので、Wi-Fi６E対応のデバイスが少ない現状としては、RE815Xがパフォーマンスを最大限に発揮するのはもう少し先になると思われます。

ちなみに、Wi-Fi６E対応のルーターは「Deco XE75」がおすすめです。

Deco XE75なら、そこそこの値段でハイスペックなWi-Fi６Eルーターなので、コスパが良くておすすめできるWi-Fiルーターです。

最大通信速度2402Mbps+2402Mbps+574Mbpsの通信が可能

速さは正義。RE815Xは「最大通信速度2402Mbps+2402Mbps+574Mbpsの通信が可能」と速度も十分です。

多少見た目が気になるにしても、RE815Xを中継機として使うことでしっかりとネットワークを拡張してくれます。

例えば、我が家の３Fエリア（Wi-Fiが届きにくい場所）でネットワーク拡張後のネット速度を計測してみるとこんな感じです。

【回線速度】MAX１Gbpsの光回線

我が家の３Fエリア（Wi-Fiが届きにくい場所）でもしっかりとWi-Fiが届くようになった

我が家の３FエリアはWi-Fiが届きにくい場所だったのですが、上記の通り問題なく安定してインターネットが使える状態にまで改善されました。

いまいちだった点の詳細

いまいちだった点はこちらです。

アンテナが邪魔

小さいコンセントなら問題ないのですが、少し大きめの電源アダプタの場合はRE815XEのアンテナもしくは本体と干渉します。

せっかくのコンセント直結型なのでできればスマートに使いたいのですが、他方のコンセントに刺す電源アダプタが大きい場合は気をつけましょう。

小さい電源アダプターなら問題なく使える。

WiFi６E中継機 RE815XEがおすすめな人

TP-Link RE815XEがおすすめな人はこちらです。

Wi-Fi６E対応の無線ルーターをお持ちのご家庭であれば、おすすめのWi-Fi６E対応の無線ルーターです。

くれぐれも無線ルーター側がWi-Fi６E対応なのに、中継機をWi-Fi６E対応でないものを購入すると、無線ルーターのパフォーマンスを十分に発揮できない可能性が出てくるのでお気をつけください。

WiFi６E中継機 RE815XEのまとめ

それでは今回のTP-Link RE815XEをまとめます。

どんどん新しい技術や製品が発売されていますね。今回レビューしたWi-Fi６E対応の中継機「RE815XE」も新製品ですし、今後はWi-Fi７対応の無線ルーターも発売されることが予想されます。

ITの世界は特に進化のスピードが速いのでしっかりと良いものを選択していきましょう。もし、迷うようであれば良いグレードの製品を買うという選択肢も個人的にはアリだと思います。